全ての道はゴールに通ず!?
英語学習に役立つ教材や学習手法を求めて、多くの人が「英語を話せるようになる」というキーワードでネット上をさまよっているようです(当サイトへの流入検索ワードより)。
私の意見では、英語を話せるようになるための教材(学習手法)は、条件さえ合っていれば、ぶっちゃけ何でも良いのです。
その条件をざっくり書くとこのような感じです。
英語を話せるようになる教材(学習手法)の条件
1)自分が興味のある分野に近い、ネイティブが話す英語教材(ネットラジオなど)→マネマネ(シャドウイング)用
2)自分の言いたいことを言うための見本英文(英語記事など)→英会話ネタ用
3)自分の意思で英語を話せる英会話の機会(間違いを指摘してくれる人がいるとベター)
この3つに共通した重要なキーポイントは「自分」です。自分が興味のある、自分が言いたい内容、自分で表現すること。教科書や参考書に書いてあることを覚えているだけでは、英語を話せるようにはならないのです。
英単語が覚えやすいとか、会話でよく使う英文が載ってるとか細かいところで良い教材はたくさんあります。しかし根本的な問題として、部分的につまみ食いして英語学習をやったとしても、英語って話せるようにならないんですよね。自分が主体となって活用できる教材、学習手法をうまく混ぜ合わせながら、最終的に会話というアウトプットがなければ何も始まりません。
最終的に英語を自分の意思で話すこと。流暢である必要は全くありまえん。英語で自分の気持ちを表現しようとする姿勢こそが、英語の上達に繋がります。そしてそれを毎日続ける(習慣化する)ことで少しずつ英語が自分の体に染みついていきます。
TOEICや英語の試験の点数が高い人ほど、机の上でいつまでも参考書に慣れ過ぎていて、生の英会話を避ける嫌いがあります。今まで主にやってきた勉強方法に慣れてしまって、英語を話せるようになるための学習に移行ができないのです。間違えるのが恥ずかしいなどの精神的な障壁は、みなさんが考える以上に英語学習のスキルアップを阻害しているようです。
結果として「聞き流すだけで英語が話せる」というような英語教材にだまされちゃう人が増えてしまうのでしょう。だまされた気分にならない人もいるのが、あの学習教材の本当の凄さなのですけど。
確実に英語を話せるようになる学習手法はただ一つ!?
もはや私たちは「英語を話せるようになる学習手法」にこだわらない方がいいのかもしれません。簡単に言うなら「がむしゃらに英会話で話す→うまくいかずに撃沈する」のを繰り返すだけでいいということです。多くの人に足りない経験は、英会話自体もそうですが「英語が聞けない&話せない敗北感」だったりするのですよね。
リスニングCDを相手に英語が聞けないとかはダメですよ。精神的なダメージを受けるには、人間が相手じゃないとダメです。人との対話(dialogue)を繰り返して、英語を聞くこと&話すこと自体に慣れていくのです。そうすることで、英語を間違うことやできないことに抵抗感がなくなり、徐々にですが英語に対する自信が付いていきます。
これをやってきた人がいわゆる「英語を話せるようになった人」じゃないかと思います。そしてこれを素直にやれるのが、実は子どもなのです。
子どもが言語習得しやすいのは、間違っても恥ずかしい気持ちがなく、スポンジのように英語を吸収できるから。子どもは素直なので大人に必要な敗北感は必要なく、母国語のように間違いながらだんだんと新しい言語を習得していくのです。
短期間で英会話を習得したい方へ
大人も子どもも、リアルな英会話を通して英語を身に付けていくことが、短期間で言語を習得する方法。英会話レッスンをこなすことが早道なのです。しかも毎日やること。週一の英会話レッスンだけでは私の経験上はダメでした。
結果として毎日安く、好きな時間&好きな場所で受けられるオンライン英会話が、英語を話せるようになる方法として最も有効な手段となるのです。