マンネリ化しやすい英語学習
英語を効率良く勉強するためには、英語教材として興味のある内容を選ぶこと、例えば英会話で自分が興味のあることを話すことをオススメしています。言語ですから、どんな会話でも自分の聞きたいこと、話したいことがメインのテーマになるからです。
参考 初心者が英語を話せるようになる絶対に外せない5つのプロセス
しかし、それらの「自分が興味がある内容」が必ずしも英語になっていない場合も少なくありません。そもそも「そんな簡単に自分の言いたいこと英語にできるなら苦労しないよ!」と言う方もいらっしゃいますよね。
そしてオンライン英会話のように毎日続いてやるものは、だんだんと話すネタが先細りしていきます。「今日の出来事」を話しても、「Same as usual(いつもと一緒)」となりやすく、マンネリ化しやすいのです。もちろん細かく見れば変化はあるにしても、わざわざ英語で話すまでもないと、話すモチベーションも上がりにくい。
英語のネタは日々変わるニュースが適していますが、必ずしも自分が興味あるニュースがあるとは限りません。そんなとき話したい内容の英語を見つける便利方法があります。
興味あることを簡単に英語にするアイデア
私の方法でオススメなのが、「ウィキペディア」を利用した英語学習です。
ウィキペディア(Wikipedia)は、ウィキメディア財団が運営しているインターネット百科事典で、英語はもちろん日本語も含め様々な言語で調べることができます。
参考 Wikipedia, the free encyclopedia
例えばあなたが飛びきりの宮崎駿アニメのファンで、中でもトトロが一番好きだとしましょう。
そのことをレッスンで講師に伝えようとした場合、映画「となりのトトロ」について英語で説明しなければなりません。そんなとき、ウィキペディアがあればどんなストーリーかを説明する英語をすぐに見つけることができます。
参考 My Neighbor Totoro – Wikipedia, the free encyclopedia
My Neighbor Totoro is a 1988 Japanese animated fantasy film written and directed by Hayao Miyazaki and produced by Studio Ghibli. The film tells the story of the two young daughters (Satsuki and Mei) of a professor and their interactions with friendly wood spirits in postwar rural Japan. The film won the Animage Anime Grand Prix prize and the Mainichi Film Award for Best Film in 1988.
流石にこれを全部覚えるのは難しいですが、最初の一文を何度も口に出して覚えただけでも、トトロのちょっとした紹介ができます。
それだけでなく、自分がトトロの映画の内容をよく知っているわけですから、この中の英語が何を言ってるのかわかりやすいのはもちろん、英語にしたらどんな表現になるのかなど、とても多くのことを学ぶことができます。英会話に限らず、全般的にさまざまな英語のフレーズを学ぶことができるのです。
こういった感じで、自分の好きなモノ・コトについて英語にしたいときはウィキペディアを使うと、表現したい英語のヒントを得ることができます。
ただし、丸覚えしたものは時間が経つと丸忘れしてしまいます。言いたい内容や表現だけピックアップして、「自分の言葉」として使うことが大事です。その場しのぎに覚えては忘れるというのはもったいないですからね。
とにかく興味のあることから始めよう!
英語の教材は何でもいいんです。とにかくそれに自分がどれだけ打ち込めるか、内容に興味を持てるかに尽きます。車でもバイクでも、料理でもカワイイ小物集めやファッションでも。
好きなことはどんなことで、なぜそれが好きなのかを相手に伝えること。そしてそれに対して相手の意見や感想を聞くこと。それが会話、コミュニケーションの面白さだと感じます。
ウィキペディアで自分の好きなことをどんどん検索して見つけ、好きなことを伝える英語をストックしていってくださいね。英語は楽しみながらやるに限ります!