ブレイクスルーは突然に
私がオンライン英会話をやり続けてきてる間に、あるとき「あ、私すごい上達したな」と思った瞬間がありました。いわゆる「ブレイクスルー」ってやつですね。もちろんオンライン英会話だけをやっていたワケではありませんが、様々な英語学習を通じて結果的に英会話(コミュニケーション)で実力を発揮できるかどうかが英語習得の指標となります。
そんなブレイクスルーは1度ではなく2度ありました。私はこの2回目に「英語を話せるようになった」実感をようやく得た感じです。
英語はそうそうすぐに身につくモノではありませんが、英語習得者は誰もがある瞬間に大きな上達を感じた経験があるのではないでしょうか。
最初の英語学習ブレイクスルー
1回目のブレイクスルーは、英語を間違えても全く気にならなくなったときです。言いたいことを伝えたい一心で、とにかく必死でやっているうちに、文法とかもうどうでもよくなってきたんですよね。もちろん英語が正しいに越したことはありませんが、会話の中では自分が言いたいことを相手にまずわかってもらわないと、ものすごくストレスが溜まります。
英語ができない、うまく話せない羞恥心よりも、言いたいことが言えないストレスが溜まることにイライラしてた私は、ある日そういった間違いとかどうでもよくなり、とにかく「言いたいことを伝える」ことだけを考えるようになりました。英語を上手に話そう話そうとしていた気持ちが消えたことで、吹っ切れたようなのです。
「英語なんて言いたいことが伝わればいい、それ以外は適当でいい」
英語は適当でいいのです。文法とかいろいろ間違ったところで、誰も何も損はしません。誰も点数をつけていないから原点しようがない。しかし言いたいことが伝えられないと自分も相手も損をします。今思えば、このときが英語がコミュニケーションツールだとハッキリ理解した瞬間かもしれません。
2回目の英語学習ブレイクスルー
2回目のブレイクスルーは、英語を英語のまま頭が理解し、思い浮かんだ考えが英語のまま頭から口に素直に出てくるのを自覚したときです。
意味がわかるとは、その言葉が頭で具体的なイメージになる感じに似ています。それまでは英語は日本語に変換されて、それがイメージに変わっていました。それが英語が英語のままイメージが浮かぶようになったのです。
そして話す方もまずは日本語、そして英語に翻訳していたところが、反射的に英文が浮かぶようになっています。頭が瞬間に英作文をしているのです。イメージから英単語がすぐに思い浮かぶようになり、そこから英文をすぐに構成できるようになったのです。
2つのブレイクスルーは毎日の英語のたまもの
私は1年の語学留学と2年の英会話スクールを経験していますが、どちらもブレイクスルーは全く起きませんでした。これはなぜかと考えると、やはり英語への接触頻度だと感じています。語学留学中は毎日英語に触れる機会はありながら、授業中に英語を話す機会はあまりありませんでした。
外国の語学学校のグループレッスンだと、話せる人がどんどん話してしまうので、シャイな日本人にとっては他国の人と合同の授業はかなり不利かもしれません。そして駅前留学は週1だけで、やはり毎日英語という環境は作れていませんでした。
しかし今はオンライン英会話のおかげで、少なくとも1日25分は頭から日本語をなくし、外国人と英語を話しています。25分間集中して取り組んでいるせいか、終わった後は「今日も頑張った」という達成感、充実感があります。
25分間は短いと思うかもしれませんが、その時間ほとんど私は話し続けていますし、この25分は意外と長く感じるものです。いかに講師よりも自分がそのレッスン中に話すかは、かなり大事な上達の要素と言えます。
さいごに
英語はいかに集中し、そして毎日続けるか。それが勝負の分かれ目になります。長時間の勉強がもちろん理想ですが、毎日となるとなかなか難しいものです。自身が英語学習を楽しんでやれる時間を見極めましょう。
そしてそれが実現しやすい勉強方法がオンライン英会話です。毎日決まった時間に外国人と会って話せる。しかも高校生のこずかいでも払えるほど安く実現できるのですから、使わない手はないでしょう。
ブレイクスルーはそうそうたくさん感じる機会はありませんが、日々の学習で少しずつ成長し、それを実感できるかどうかがモチベーション維持にとても大切です。少しずつでもいいので毎日楽しみながら英語に触れること。それだけ気をつけてコツコツ学習していくのがコツです。