日本人が英語を習得するためはどうすればいいのか
一般的に日本人には英語が必要ではない。英語がなくても生活していける。生きていける。
だけども英語を身に付けたい、話せるようになりたいと思ってる日本人もたくさんいる。TOEICは高得点でも全く話せない日本人もよく聞く話。英語はコミュニケーションツールだから、話せないということは英語を習得したことにはならないです。
ちょっと矛盾めいた話ではありますが、英語の学習目標が達成しないのは要するにこういう理由なんじゃないかと思います。
●締め切りの先延ばし
英語はいつかは必要になるだろうし、学んでおくことに越したことはない。ただ、英語がなくても何とかなるので、ずっと「英語習得」という目標達成の締め切りを先延ばししている。
●断続的な英語学習はするが、最後にフェードアウト
情熱が沸いたときだけ一時的にやり、情熱が冷めたらまたやらなくなる(例えばTOEIC試験勉強のように)を繰り返し、仕事の忙しさなどをきっかけにその情熱の火が消える。
逆に言えば、この両方を解決できれば誰でも英語を習得できると思うのですよ。
今のところは自分なりの目的を見つけ、達成すべき目標を見つけ、持続的に続けてきた人だけが英語を身に付けているのでしょう。
一般の人が自動的にこの2つの課題をクリアするためには、何かの拍子で一時的に上がった英語学習のモチベーション(情熱)を、なんとかして継続させること。または、ずっと英語学習のモチベーションを上げざるを得ない、やらなければ行けない環境に身を投げるしかないのではないでしょうか。
Speak English or Die ?
一番いいパターンは、自分の意思と関係なく(ほぼ強制的に)英語が必要ではない生活から、英語が必要な生活となった場合なんですよね。
例えば、楽天のように「社内公用語が英語になった」「TOEIC800点取らないと減給」みたいなパターンは、その外的要因が大きなモチベーションとなり、必死に勉強して英語を習得し、また社内で英語を使うので継続的にも学習を続けていけます。
このパターンは、本人は大変でしょうが、それだけ達成しやすいパターンではあります。もちろんドロップアウトする方もいると思いますが(意外と多いかも…)。会社が「当社のビジネスはグローバルに展開するから英語が必要」と決めたなら、周りが何と言おうと社員は方針に従わなくてはいけない。これをチャンスを捉えてやれるモチベーションの高い人材が企業に残るということなのだと思います。
私の場合も、もともと自主的に英語を身に付けたかったですが、どちらかというと強制的に英語を身に付ける環境に変えたクチです。
私流の【強制的英語環境】構築方法
・海外で仕事をしたいから(英語を身に付け、ビジネスに活かすために)海外に移住
・外資系企業に入社→会議などで英語わからず必死に学習(せざるをえなくなった)
・積極的にSNSで外国人と繋がっていく(趣味や職種が共通だと繋がりやすい)
・オンライン英会話を毎日決まった時間にスケジュール(時間になったら呼び出される)
英語をずっとやらなきゃいけない状況を作ろう
大人になると怠け癖が付くので、なかなか新しいことや必要のないことはやるのを躊躇してしまいます。たとえ目標達成の意思が強くても、長期でそれが維持できる保証はありません。できるだけ強制的にその意思を達成せざるを得ない環境を作るのが、自分を成長させるためのコツかもしれません。
「いつやるの?」「今でしょ!」は流行だけで終わりにするのは実にもったいないんですよね。「やる気は5秒で死んでしまう」 と言われてるくらいですから、これは非常に大事なことなんです。
やらなきゃいけない状況に自分を追い込める人が、自分を成長させられる人。
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