はじめに
今回は「英語学習のモチベーションを維持する具体的な方法」シリーズの第二弾、このブログの中で扱う内容の中でもかなり大切な部分、「英語学習の習慣化」について書いていきます。
「英語学習のモチベーションを維持する具体的な方法」シリーズ
– 第1弾【目的の明確化】「なぜ英語を話せるようになりたいか」を常に&明確に意識する。
– 第2弾【行動の習慣化】短い時間でも毎日やる。習慣化する。
– 第3弾【楽しさの追求】常に楽しく英語に接していく。単語の丸暗記とか苦行はやらない。
習慣化こそが英語上達のカギ
よほど積極的なモチベーションを持っていたとしても、長期にわたりそれを維持することは本当に難しい。だからこそ、絶対にやり続けたいと心に誓ったことは「やらなければいけない状況」を作り、行動を習慣化していくことが継続的に何かを成し遂げる大きなカギとなります。
エライ人が言ってましたが、決意を新たにしただけでは、本当に何も変わりません(笑)
英語の学習に関しても、忙しい最中で毎日続けていくことは本当に大変。例えば、私は英語学習の良質なスマホアプリをたくさん持っていますが、何一つ毎日続けられた試しがありません。
コンテンツがいくら良いものでも、きちんと使い続けなければ英語を上達させることはできないのです。すべては習慣化できるか否かにかかっています。
他のやらなきゃいけないことを優先しているうちに、あっという間に1日が終わる。寝る前とかにやれる時間ができても、眠くて集中できなかったり、他の誘惑に負けてしまったり…。
私は人一倍意思が弱いことを自覚して、誘惑に負けない対策を練りました。
そして固く心に決めました。1日に最低でも30分は頭を英語だけにすると。そのためにどうしたらよいかを真剣に考えて、一番いい方法を決めました。
それは「毎日同じ時間に、英語を話す人(日本語がわからない人)と30分だけ会う約束する」でした。これはネットさえ繋がれば、いつどこでも実現可能なことであり、そして人との約束ですから余程の都合がなければキャンセルできません(人情的に約束は破りたくないものですから)。
つまりは、オンライン英会話です。Skypeアプリを立ち上げておけば、時間になると必ずコールが鳴り逃げられません。テクノロジーをうまく利用して逃げられない状況を作ったのです。
もちろんサボりたい時も数え切れないほどありました。でも習慣として生活に組み込んでおけば 意外と続くものです。たとえサボったとしても一回あたり200円もしないわけですから、休んだところで懐も痛まないのもよかった。
リアル英会話スクールの数千円の授業料もサボりの抑制力は強いですが、毎日通うのが忙しい社会人にはそもそも難しい。毎日やると莫大な金額がかかりますし、そこまで行くのもかったるい。天気が悪くなったら絶対休みそうですし。
こうして英会話スクールはリスクが高い&費用対効果があまり良くないところでハナから諦めちゃうのです。
自ら逃げ場をなくす荒療治が大切
試行錯誤をして、よくわかりました。人間がいろんな誘惑に勝つためには、逃げられず追い込まれる状況、否が応でもやらなきゃならない環境を作らなければダメなのだと。それもできるだけ毎日、できればあまり予算をかけずに。
それに比べればスマホアプリなんて甘っちょろいです。向こうから通知で呼ばれたくらいじゃやる気になりません。人間とお金が絡んでいるオンライン英会話こそ、逃げられない環境を作れる最高のサービスであると私は悟ったのです。
習慣化するにあたっては、別にオンライン英会話にこだわる必要はありません。自分にとってどうやったら強制的に英語をやる環境にできるか考え、それを作り出すことで習慣化が実現できると私は考えています。
留学すると英語を話せるようになるのは、日本語に逃げないよう、逃げ場をなくせるからです。現地の日本人と仲良くなるとなかなか英語は身につきません(これは1年の語学留学で身をもって経験済み)。
私もオンライン英会話をやる前は、外資系に勤めてたことを利用して外国人の友だちを作ったり、英会話サークルに入ったりといろいろやろうとしてみました。しかしなかなか自分の生活習慣と合わないので実現できず、残念ながら諦めざるを得なかったです。
毎日英会話を続けるメリット
最後に、なぜ英会話は毎日続けた方がよいのか、について書いておきます。
私はすでに4年半以上、日本にいながら&日本企業に勤めながら、ほぼ毎日英語を話し続けてるわけですが、そこから得た重要な教訓は、英語を日常化する、英語の場慣れがいかに大切かということです。
英会話が日常生活に入ってくることで、頭のスイッチが英語に切り替わるようになるのです。習い始めで会話し慣れない状況であっても、相手が日本語を知らないのですから、数少ないボキャブラリーをフル活用して話をしなければいけない。
たとえそれが25〜30分と言う時間でも、洋画を見たり、ペーパーバッグを読んだり、ネットニュースを聴くよりも、リアルな英会話は英語に対する集中力が格段に高く、密度の濃い英語生活を実現してくれます。
オンライン英会話をやったことのある方ならわかるかもしれませんが、30分って短いようで結構長いんですよね。特にフリートークで話す話題がないときは拷問に近いです。私はフリートークが好きなので、必ず話すネタを授業前に仕込んでおきます。
相性のいい先生だとほとんど事前準備の必要もないんです。ちゃんと会話を広げてくれて、いつも楽しい会話になります。そういう先生は必ず覚えておいて、続けて受講する。そうするとさらにモチベーションに繋がると思います。
さいごに
正直に言えば、必ずしもオンライン英会話だけで英語を話せるようになったわけではありません。リスニングが弱かった私は、NHK WORLDやPodcastのニュースやらを聞きまくっています。とにかく耳を鍛えないとオンライン英会話の授業にについていけなかったので。
とはいえ英語を習慣化できたのは、まさにオンライン英会話さまさまです。このブログのタイトルにあるように、あなたもオンライン英会話を始めて、必ず英語を話せるようになって欲しいと心から思っています。