必要性を感じていてもやらない英語学習
英語をやった方がいいとわかっていながらできない、やる時間を取れない。特に社会人は仕事が大変だったり、英語の必要性を感じる機会がなかなかなくて、「わかっちゃいるけどできない」方が多いのではないでしょうか。
MMD研究所の調査に依れば約75%の人は英語学習を必要と感じているが、その中で67%の人が「何もしていない」という回答をしているようです。
ただそういった状況は、ここ数年で変わってしまうかもしれません。
一昔前の話ですが、学生やフレッシュマンはお金の問題が障害となって、なかなか海外の大学へ留学したり語学留学や駅前留学することは難しいことでした。自分で貯金するか、親からの援助がどうしても必要となり、少なくとも誰もがすぐ習えると言うものではなかったのです。
そして私のように、実際にどちらもやったのに英語を話せるようにならなかった人も少なくありません。行動しても、お金をかけても結果がついてこないというのは、私にとっても非常に辛い経験でした。
オンライン英会話の出現によるパラダイムシフト
ところが、オンライン英会話スクールの出現により状況が変わりました。単価が駅前留学と比べると1/20(5%!)程度になり、しかも場所や時間もライフスタイルに合わせて利用できるため、長く続けられるようになりました。結果として、英語習得コストが大幅に下がったのです。
今やまとまったお金や時間がなくとも、意欲さえあれば誰もがどこでも英会話を受けることができ、外国人と話をする機会を得ることができるようになりました。予算的に週に数回しかやれない英会話や何年も外国に住み続けることに比べ、とても英語を習得しやすくなったのです。
文部科学省も英語教育に力を入れる方針だったり、2020年東京オリンピックも控えています。一番の問題だったコストや時間の問題が解決されたこともあり、今後は英語ができる人が増えていくことは間違いないように思います。もちろんこのブログに書いてあるような英語学習の習慣化や、コミュニケーションを中心とした学習方法を取り入れていれば、ですが…。
年齢が低くても、親の援助をあまりアテにしなくても英語の習得が可能になったということは、自分の意思次第で英語のレベルを上げることができるということです。従って英語のレベルが高ければ就職や転職で有利に働くため、上のポジションに行くことも現実的な話になってきています。いわば下剋上が起こりえるのではないでしょうか。
もちろん仕事のスキルが大事なのは言うまでもありません。しかしスキルが同じレベルであれば英語のスキルが問われてくることは今後十分考えられます。学歴(大卒や院卒)と同じように、今よりもずっと厳しい条件でTOEICやTOEFLの点数が重要な位置を占めてくるでしょう(TOEICが高得点でも話せるわけではないことを人事が理解しているかどうかは別として)。
皮肉なことに、日本では高学歴でも英語が話せない人が多いため、低い学歴でもチャンスは少なくないはずです。特に高学歴な人は試験に慣れすぎており、一般的に「英語を間違える」ことを嫌います。だからこそ学歴が高くても多くの人が意外と英会話の習得につまずいているとも言えます。
参考
– 間違いは正義!英語学習は積極的に失敗した者が制す。
– TOEIC高得点でも日本人が英語を話せない、たった一つの理由
そもそも言語習得は頭の良し悪しではなく慣れであると私は考えてるため、誰でも英語学習方法のコツ(コミュニケーションを中心に行うこと)さえつかめば、習得できるようになるはずです。
参考 英会話に臆病すぎる日本人が英語を話せるようになるためには?
英語を話せるのが当たり前の時代に?
オンライン英会話スクールがどんどん増え、英語習得コストが大きく下がったのはここ5年くらいの話。先ほどのMMD研究所の調査に依ると、オンライン英会話の認知度はまだ2割程度のようです(2014年7月現在)。
私はすでに4年半経過していますが、まだまだやっていない人の割合が高そうですね。今ならチャンスであると同時に、一旦このオンライン英会話の認知が大きく広まれば、多くの人が取り組み出し、英語習得人数が大幅に増えるのではないかと予測しています。
デジタルネイティブのような、スマートフォンやタブレットを自由に扱える世代であればインターネットの活用、Skypeなどの利用は問題ないでしょうから、さらにスムーズにオンライン英会話を導入できるでしょう。スマホでSkypeが使えれば、その場で英会話ができるのですから。
特に若ければ若いほど言語習得の可能性はとても大きく、学生のときからやり始めれば、社会人になるころにはかなりハイレベルの英語スキルが期待できます。英語ができる若い世代が増えてくれば、英語ができない30代以降の立場は今以上に危うくなってくるかも知れません。
英語が必要だと昔から言われていることですが、英語習得環境が大きく変わり、英語を身に付けられる条件はこれ以上ないほど良くなってきました。本当に英語が必要な時代がかなり近づいて来ているかもしれません。英語を話す必要性が高まるというよりは、英語習得者の割合が増えるためです。
始めている人は私のようにすでに英語を話せるようになってきており、その人数が相対的に増えてくれば、話せないことが不利になってくるはずです。
英語習得は一朝一夕ではできません。だからこそ特に年齢が高い方ほど、将来を見据えた英語学習が必要になってくるのではないでしょうか。社内ライバルに差をつけたいなら、今すぐオンライン英会話をはじめましょ!